頭のけが、身体のけが
頭のけが、身体のけが
■頭のけが、身体のけが
頭のけがをした人を見る時のポイントは、けがをしている人を観察して、下記のような症状が見られるかどうかです。これらのどれかに該当する場合は、急いで救急車を呼びましょう。いずれにも当てはまらないようでしたら、慌てず普通に脳神経外科を受診してください。
・意識が無い
・大きな傷や大量出血がある
・容体がどんどん悪化している
頭部外傷について
頭に外力が加わって障害が生じた状態を総称して、「頭部外傷」と言います。
頭部外傷は、皮下血腫(いわゆるたんこぶ)と皮膚の切り傷、頭蓋骨の骨折、脳のけが(脳挫傷やくも膜下出血など)――の大きく3種類に分けられます。
頭に衝撃が加わった際、脳挫傷や急性硬膜下血腫など、しばらくしてから意識障害に至るものがあります。中には、1ヶ月くらい経ってから症状を来すものもあります(慢性硬膜下血腫)。
迅速な対応を要するものもあり、迷ったらご相談ください。
頭や顔以外でも傷の処置は丁寧に行いますので、ご安心ください。